放課後等デイサービス
「できる」体験を重ねて社会的自立をめざす
イベントを通して地域の人たちと関りをもったり、 施設外活動を繰り返したりしながら社会の仕組みを理解します。 就労につながる具体的な取組ができるようにサポートします。
自立した生活って、ワクワクすることなんだ!
デイサービスには10歳から18歳の多感な少年少女たちが集まります。 みんな好奇心がいっぱいで、「できる」喜びを知ったら夢中で取り組み、 思いもかけないパワーを発揮します。 その秘めた力を将来の自立した生活や就労に活かせるように、 デイサービスでは自分で考えて行動するための訓練を行っています。 例えば事業所で夏祭りのイベント開催を計画すると、子どもたちはどんなお店を出すか考えます。 地域の人たちが喜んでくれるものは何? お店の名前は? 値段は? また例えば調理実習なら、なぜ人は食事をするのか?から考えます。 必要な材料をピックアップしてみんなで買い物にも出かけます。 そうした一つひとつの成功体験が活力になるのです。 「好きなこと」「できること」はそれぞれ違うので、できることで貢献してできないことは助け合う。 みんなで力を合わせて、日々、チャレンジしています。
放課後等デイサービスとは?
小学生以上から高校生までの子どもを対象に、放課後や休校日、夏休みなどの長期休暇を利用して、生活能力向上のために必要な訓練や社会との交流促進等を行います。保護者のレスパイトケア(一時的にケアを代替し、リフレッシュを図ってもらう家族支援サービス)も目的としています。2012年の児童福祉法改正により、未就学児童は児童発達支援事業、就学児童は放課後等デイサービスに分かれ、障害の種類に関わらず共通のサービスが受けられるようになりました。
サービス概要
定員:10名 対象:6~18歳
サービス提供日:月曜日~土曜日
サービス提供時間:
【平 日】授業終了~午後5時半
【休校日】午前9時~午後5時
送迎:自宅・学校・所定の場所への送迎を行います
支援サービス事例
いいところさがしをしよう
今日の活動は、相手の「いいところさがし」 いつもお話したり、遊んだりしているお友達の「いいところ」を探して、伝えるという活動をしました。 まずは、相手のいいところを、ワークシートを使って言葉にしていきます。普段何気な […]
WISC-V検査 流動性推理 (事例2)
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VISC-V検査(事例1)言語理解
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VISC-V検査を始めて1年が経ちました
VISC-V検査を始めて1年が経ちました・・・ 様々な主訴を検査でしっかりアセスメントできるので 今必要な支援がしっかりと見えてくるようになりました この検査は1年に1回の間隔を開けて受けることが出来ます 今月から2回目 […]
プログラムについて
【お留守番支援プログラムとは】
子どもの留守番には、いろいろな心配がともないます。
宅配便など来訪者や電話への対応に加えて、火災や転落事故なども。
はじめてのお留守番をさせるタイミングについては、「まだ早いかな」「大丈夫かな」と、どの親御さんも迷うところかと思います。
子どもの留守番には、「◯年生から大丈夫」という基準はありません。
留守番中に起こりうるリスクを正しく理解し、お子さんの成長にあわせて検討することが大事なのです。
お留守番プログラムの内容
留守番の基本的なルールや安全に過ごすためのポイントを本人が確認 実際に実行できるように 家庭と療育との連携を持ちながら、お子さんに留守番をお願いするかどうか検討し。親御さんが安心してお留守番をお願いできるように支援を行います。
自立をめざし 地域で放課後を過ごすことが出来る第一歩としての支援として
保護者の方との協力のもと お子さんの成長を見守っていきたいと考えたプログラムです。
まずは「うちの子は留守番できる?」をどう判断するか
留守番ができるかどうかは、年齢や学年では判断できません。
危険を理解し安全に過ごす方法をきちんと理解できているかを確認します。
- 普段の生活態度や性格を考慮して、「留守番できるかどうか」を見極めます。
- あらかじめ留守番のルールを決めておき、どの程度守れたかを確認します。
- 成長度合いを見ながら、能力に見合った範囲で少しずつ練習を重ねて、経験を積むように支援します。
【日常生活支援プログラムとは】
日常生活に必要な衣・食・住のスキルについてチェック表でチェックを行いながら、未体験を繰り返し体験することで 実際の日常生活に必要なスキルの向上を目指すプログラム
日常生活支援プログラムの流れ
- コミュニケーションスキルチェック表にチェック
- 各項目別にスキルアップの個別計画の作成
- 実践
- チェック表にて再度評価
- モニタリング・事業所内相談などで結果の報告を行います
日常生活プログラムの内容
- 調理
- 買い物
- 掃除
- 洗濯
- 清潔
- 公共移動手段の利用
など、実践を繰り返し行いながらスキルをアップしていく
【コミュニケーションプログラムとは】
コミュニケーションに関して「伝達の方法」や「視線」「言葉の理解度」「対応の手段」「説明の方法」「他人との信頼関係の構築法」などのコミュニケーションに必要なスキルについて実際状況の中でできているかをチエックしたり 個別でスローに考えたりしながらスキルアップを行うためのプログラム
コミュニケーションプログラムの流れ
- コミュニケーションスキルチェック表を使って、できることやできないことをチェック
- 各項目別にスキルアップの個別計画の作成
- 実践
- チェック表にて再度評価
- モニタリング・ 事業所内相談などで結果の報告を行います
コミュニケーションスキルプログラムの内容
- ソーシャルスキルトレーナーによる個別のソーシャルスキルトレーニング
- さまざまな実際の場面、事柄があったその時に自分のコミュニケーションについての振り返りや修正を行う
- クイズやゲームなどルールの理解がどれくらいできているのかの確認を行いながら言葉の理解をどれだけできているか、またどのような伝え方が有効であるかを確認する
- あったか言葉やチクチク言葉など視覚的に確認できない言葉の表現などの確認を行う
- 友達との信頼関係を作るためにグループワークにて実体験を行う
【就労支援プログラムとは】
基本的なコミュニケーションや社会の一般常識(挨拶など)、健康管理、作業の持続性、人間関係の構築など、就労に必要なスキルのチェックを行い、就労につながるスキルの向上を、実践を行いながら支援していく
就労支援プログラムの流れ
- 就労支援スキルチェック表にチェック
- 各項目別にスキルアップの個別計画の作成
- 実践
- チェック表にて再度評価
- モニタリング・事業所内相談などで結果の報告を行います
就労支援プログラムの内容
- ワークガイダンス
- 自分の得意な仕事探し
- 健康管理
- 通勤・通学の手段
- 仕事とはどういうものか
- 工場見学
- 職場体験実習
など実体験を行いながらスキルアップを行う