コミュニケーションがスムーズにできるためにはどんな能力が必要か
コミュニケーションが苦手です
というご相談を受けることが結構あります
コミュニケーションといっても様々な要因があるので
出来ればどんな能力が苦手なためにそうなっているのかを知ることはとても大切だと思っています
WISC検査の結果を見てアセスメントをしてみると
≪会話対話に必要なメカニズム≫
VCI言語理解で自分の耳を使って理解する
↓ 聞いているだけなら講義になってしまう
WMI(ワーキングメモリー)もともと持っている自分の知識や情報と比較する
↓
同意であれば
同意というフイードバックをする意思疎通
差がある解離 → もやもや → 言葉から推理推測する
まずコミュニケーションを行う上でどんな能力を使っているのかというと
①相手が発した言葉を自分の耳で聞く(WMIワーキングメモリーの聴覚の短期記憶)
があります。
友だちが話したことをよく聞いて頭の中で短期間記憶し、
その内容に会った言葉を選び返答する
というコミュニケーションの流れが
ワーキングメモリーが苦手であると
聴覚の短期記憶が低い
お友達の言葉が聞き取れないお友達が話したことを理解しても忘れてしまう
もしくは覚えられないことで会話がかみ合わないことがあるようです。
また
②VCI言語理解指標の単語が低いと(語彙力)
会話がかみ合わなくなります
その言葉の単語の意味がわからないと答えられない
また、VCI言語理解指標の理解が低いと常識がずれてしまい会話がかみ合わない
更に類似が低いと抽象的な言語概念の理解 指示代名詞 暗喩 隠喩など
「あそこのあれ早くかたずけなさい」など
あいまいな言葉の意味が分からない
ので理解できないと行動できない
あいまいな言葉をすべて名詞に置き換えてもらわないと理解できない事も考えられます
あと、 言葉から推理推測する力 PRI(流動性推理指数)が苦手
友達の 表情・状況・前後関係から推理推測することができないために
会話がかみ合わないことも考えられます
最後に処理速度が遅いことで、行動がゆっくりになってしまい
お友達と同じペースで遊べない ワンテンポおくれるなどでコミュニケーションが
うまくとれないことも考えられます。
このように コミュニケーションといっても
様々な能力をうまく使いながらとる必要があるため
お子さんの状況でどんなことが得意でどんなことが苦手なのかを知って
アプローチをしていかないといけないことがわかります。
まずはお子さんの能力の得手不得手を知ることから
始めてみましょ
