本を読むことが苦手です(小学以上)
前回は未就学児までの本を読むことが苦手…についてお話ししました
今日は小学校以上のお子さんの
本を読むことが苦手について
書いていきます
まず本を読むことが嫌いなお子さんの原因として5つ挙げられます
① 単語力はありますか?
WISC5検査(知能機能検査)のVCI(言語理解指標)というところに当該年齢レベルの単語力がありますか?
単語力がなければ、文章を読んでも難しいから、当然理解できない。
理解できないからつまらないし、読まないという感じ。
②指示代名詞とか暗喩、隠喩とかをわかりますか
WISC5っていう検査で言うと、VCI(言語理解指標)の類似という検査。
これ、それ、あれが出てきたときに、それが何を指すのか。
例えば、物語や小説の中で「彼」
が出てきたら、主人公なのか、その友達なのか、お父さんなのか、誰なのか理解できるか
③文の構造が理解できていますか
これは知能ではなく知識に当てはまります。文の構造と次に出てくるのが文法です。
文の構造というのは短文なのか副文なのか、
文法というのは形容詞は何がかかっているのか、
形容動詞とは何かといったものです。
これは知能ではなく知っているのか、知っていないのかという知識だけの問題です。
④行間読めますか?
行間読めるかどうかはWISCの検査で言うと、PRI(知覚推理指標)になります。
行間とはどういうことかというと、文章と文章の間に作者が込めた意図が
隠れていることがしっかり理解できますかということです。
⑤短期記憶がありますか?
短期記憶が長文に関係あります。
例えば、長文読解をどういう風に読むのかというと、前に書いてある内容を
脳の一部として記憶に保持して次々の段落に進んでいきます。です
でも、前の段落に書いてある内容全部忘れてしまったら
文章の意味が分からなくなってしまうからです。
それでは
本を読むためにどうすればいいのかというと
誰かがガイドを引いてあげないといけません。
例えば、この言葉はこういう意味だよと解説を入れる
これはどういう文章で第一段落はどういう内容なのか、第二段落は
どういう内容なのかといった形や、
この文の人物はこう思っているよというのを話しながら
本人と確認しながら読ませていくことが必要になります。
はじめは、一緒に読みながら話していき
次に自分で読ませて、おとなが確認の質問を行い
最後に自分で読めるようにしていく
出来るだけ簡単に読める本から
また本人の興味のある本から始めるといいですね。
低学年で本の嫌いだったお子さんが
4.5年生からものすごく本を読みだしたという事例もたくさんありますので
本が嫌いだから
で終わらすことなく
ぜひ、本を楽しむ習慣を家族でつけるといいかもしれませんね
試してみてください
