言われたことをきちんとやってくれません

「きちんとやってほしい」
この言葉は本当にあいまいな言葉です
「きちんと」には大人の「きちんと」と子供の「きちんと」の基準が異なるため
子どもは自分の基準で「きちんと」しているつもりでも
大人の望む形になっていないために
そもそも「できていない」と判断されてしまいがち
やっているつもりの子供は毎回そうなると・・・
どうせやっても・・・もうやりたくない
などマイナスな行動になってしまうことが心配です。
まずは、
①何を・どのようにして・どこまでするのか・の指示ができていますか?
②言葉だけでなく完成したものを見せていますか?
子どもは目に見えないものを言葉で伝えられる時、自分の経験したことからの情報を
記憶から出してきて行動することが多いようです
体験不足や 記憶力の苦手さから大人のイメージする
「きちんと」とのずれが起きないように説明して
子供がどこまで理解できているかの確認も必要になってくるでしょう
また、もしずれが起きていて大人の望む形ができていなくても
「ここまではできていたね」と出来ていることを認めてあげたうえで
「ここをもっとこうしたらいいかも」
「こんな風にしたらいいよ」とアドバイスをすることで
次の「出来た」につなげてあげることが大切ではないでしょうか。
ぜひ試してみてください