WISC-Ⅴ検査ができるようになります!
ロコペリでは、児童発達支援にて牧野・山田式言語、JSI-R、K式発達検査を実施し、放課後等デイサービスでは、朝日出式社会適応スキル検査を実施して、支援に役立ててきました。
さらにこの度、
令和5年4月1日より
フレンドロコペリ児童発達支援・放課後等ディサービスにおいて
WISC-V(ウイスク5)検査が取れるようになりましたのでご説明させていただきます
WISC-V(ウイスク5)とはどんな検査?
WISC-Ⅴ検査は知能検査です。5歳から16歳までのお子様が受けることができます。
発達障害を診断するものではありません。
発達障害の診断をご希望の方は、WISC-Ⅴ検査の結果をもって医療機関に情報提供ができます。
WISC-Ⅴ検査はなぜ必要なの?
発達障害は診断をしても治す薬がありません……
治る・治すのではなく、自分の特性を理解してコントロールの仕方を知るということが必要です。
結果をもとにコントロールの方法を知る必要があります。
①その子の得意なところと苦手なところを判断できる
→何が得意なのかがわかると対策がわかります。
②その子の抱えている課題・問題やトラブルはどんなことが原因で起こってくるのかわかる
→同じ課題やトラブルでも、根本にある原因はその子でそれぞれ違います。
WISC-Ⅴ検査のメリットは?
①何が苦手かを知ることで苦手なところは得意なことでカバーする。
②低いところはなにもしなければ下がるリスクがあるので、トレーニングで伸ばしていく。
③原因がわかれば、対策・対応がわかる
ウイスクは知能の検査なので、苦手なところを伸ばすことができるきっかけとなるのです。
WISC-Ⅴ検査でどんなことがわかるの?
≪言語の理解≫
言語的な情報や、自分自身が持つ言語的な知識を、状況に合わせて応用する力。言葉から推理・推測する力。
≪視空間≫
空間にある物を正確に把握・認知する力。WISC-5で新しくできた項目。物のある場所、形、大きさ、向き、物体どうしの位置関係などをすばやく正確に認知する力。
≪流動性推理≫
絵、図、状況などの非言語情報の特徴を正確に把握し、それら特徴の関係性や規則性など、暗黙のルールを察する力(推理する力)。結果として、知識や経験では解決できない、初めて見た問題や場面状況で、どう行動すべきかというアイデアを生み出す力(新奇場面での問題解決力)
≪ワーキングメモリー≫
耳から聞いた情報や目で見た情報を一時的に記憶しつつ、その情報を使って頭の中でさまざまな処理をする力。
≪処理速度≫
目で見た情報を素早く正確に処理して作業する速さ。
この5つの項目によって、子供の困っていることがなぜ起こるのかを調べていきます。
WISC-Ⅴ検査の流れ
≪検査を受けることができる方≫
●サポートロコペリの児童発達と放課後等ディサービスのご利用を契約されている方を対象にさせていただきます。
●児童発達支援では5歳から、放課後等デイサービスでは16歳までのご利用者様が受けることができます。
●一年以内にWISC検査(ⅢやⅣも含む)を受けられた方は、検査をされてから一年たってから受けることができます。
●検査は、必要なお子様から随時行いますが、保護者の方のご希望があった方を優先に検査をさせていただきます。
サポートロコペリのグループラインからでも、個人のラインからでも
「WISC-V(ウイスク5)検査希望です」
とご連絡ください
≪検査の料金≫
サポートロコペリ児童発達・放課後等ディサービスで利用契約をされている方は無料です。
現在、利用契約をされていない方でご希望の方は、利用契約後、短期間の療育利用にて、無料で検査を行うこともできます。
≪検査の日程≫
検査の日にちはこちらから順番にお知らせいたします。
≪検査の結果≫
検査の結果は結果報告表を作成し、ご家族へ説明後お渡しいたします。
また支援会議でのアセスメント資料としても使用していく予定です。
*保育園・幼稚園・学校や医療機関への提出をご希望の方はお知らせください。