集団行動が苦手
集団行動をしないといけないときに、
集団から抜け出して一人で別の行動をとってしまうので困っています
というご相談を受けました。
何故 集団行動をとれないのでしょうか
考えられる原因として
WISC検査(知能機能検査)から考えられることとして
PRI(知覚推理指標)の数値が低いお子さんは
集団が苦手になる傾向が高くなります。
PRI(知覚推理指標)は場の空気を読む力につながります。
場の空気が読めないと
その場の状況に合った行動ができないことが多いため
自身が恥ずかしい思いを体験したり
誰かに攻撃されたりする体験をすることがあります。
人は誰でも攻撃されたくないので攻撃される恐れがある場所を避けたたいのです。
その攻撃をされる場所が集団なのであれば、
結果として集団から離れるという行動になるのです。
対策として
集団にいられるようにするには
何かに集中をすることで意識を変えることが出来るようにする
例えば、その子が出来る簡単な役割を与えて
それに意識を向けることが出来るようにする
何かに集中していると周りのことが気にならなくなります。
周囲が気にならないので結果として集団にいることが
できるようになるのです。
もう1つの方法は
目的を変えるです。
集団にいるメリットは何なのでしょうか。
人はメリットによって行動が変わります。
集団にいることを目的にすると、それを望んでいない場合は苦痛にしかなりません。
しかし、誰かとコミュニケーションをとるためとか、
何かを学ぶためとか目的を変えるとそちらに意識が向くため、
他の嫌なことが気にならなくなります。
さらには、集団であっても
どういう集団であればその中にいられるのかを考えていくことも重要です。
世の中には色々な集団があります。
学校のクラスだけが集団ではないのです。苦手なところから慣れていくのではなくまずは、慣れやすいところから
①何人の集団までは大丈夫か
②何をしているときに集団に入れるのか
③どんな集団なら入れそうかなど
あまり問題ではないところから慣れていくという方法も必要でしょう
またトレーニングによって集団に慣れさせるという方法もあります。
・場の空気を読む力 「ソーシヤルスキルトレーニング」
・先の見通しを立てる力 「迷路」
・客観的にものごとをみる力 「パズル」
・ものごとのルールの発見 「マジカルバナナ」
・新しいものと過去のものの共通点を見つける力
・頭の中で情報を整理統合する力 「パズル・積み木」
など、自宅や療育などでのトレーニングで力をつけると
自然と集団での行動にも参加できるようになってきた事例がたくさんあります
ぜひ試してみてくださいね
